Astronergyはこのたび、コロンビア最大、中南米で2番目に大きい水上太陽光発電所「Yurbaqua(ユルバクア)フローティング・ソーラーパーク」におけるモジュール供給企業としての役割を発表しました。ボリーバル県トゥルバコ市に位置する本プロジェクトは、Enexa社が主導し、Parque Central Zona Francaとの戦略的パートナーシップにより実現したもので、コロンビアの持続可能なエネルギー未来に向けた大きな一歩となります。
本発電所の総設置容量は2.8MWp、水面積は18,000㎡超に及び、年間3,180トン以上のCO₂排出削減を実現するとともに、約3,000世帯分のクリーンな電力を供給することが可能です。生産性の高い土地の代わりに水面を活用することで、より持続可能で環境に配慮した開発モデルを推進しています。
Enexa社にとって、Yurbaquaプロジェクトは地域のエネルギー分野における重要なマイルストーンとなっています。
「コロンビア最大、そして中南米で2番目に大きい水上太陽光発電所の建設に携われることを非常に誇りに思います。Yurbaquaは、環境を尊重し、社会的にプラスの影響をもたらす持続可能なエネルギーソリューションに対する当社の姿勢を体現するものです。このプロジェクトが、イノベーションと天然資源の責任ある利用の象徴となることを確信しています。」
— Enexa CEO ダニエル・マヤ氏
この発電所プロジェクトは2フェーズに分けて実施されます。第1フェーズ(1.37MWp)は2025年6月の系統接続を予定されており、第2フェーズは2026年1月までに完了する予定です。現時点で、プロジェクトはすでに85%完了しています。
Astronergyが供給するモジュールは、出力585Wの両面発電ASTRO N5モデルであり、第1フェーズだけで2,352枚が設置されました。この発電所の年間予想発電量は約4,720MWhに達し、コロンビアのクリーンエネルギー構成に大きく貢献することになります。
Astronergy 中南米地域営業部長フアン・カミロ・ナバレテ氏は次のように述べています:
「Enexa社がYurbaquaプロジェクトにAstronergyのモジュールを選定したことは、高効率かつ高信頼性のソリューションに対する当社の信頼を強化するものです。このたび、Astronergyのモジュール供給にあたり、Enexa社および水上設置構造メーカーとの技術協力を行い、本プロジェクトにおける完全な互換性とAstronergy保証の適用性を確認いたしました。この取り組みは、技術革新と戦略的パートナーシップを組み合わせることで、エネルギー転換を加速し、社会的・環境的に大きなメリットが生み出すことを示しています。」
このプロジェクトは、コロンビアがより持続可能な未来に向かう道の重要な一歩であり、Astronergyが高性能な太陽光ソリューションを通じて、地域社会に長期的な影響を与え続けていることを示しています。