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Astronergy、IEC TR 63556認証を取得し、実環境での耐久性を証明
06-11 2025

Astronergyは、中国太陽光発電試験センター(CPVT)よりIEC TR 63556屋外実証認証を正式に取得しました。これは、弊社の太陽電池モジュールが最も厳しい試験条件下でも、優れた環境適応性と長期耐久性を備えていることを証明するものです。


この発表は、上海で開催されたSNEC 2025展示会において行われました。同時に、AstronergyはTOPCon 5.0セル技術を搭載したASTRO Nシリーズの最新モジュールも発表しました。新モジュールは、出力と変換効率が向上し、温度係数も改善され、異なる気候条件下においてもより高い発電量を実現しています。


従来の標準規格とは異なり、IEC TR 63556は高温、多湿、紫外線、塩霧、極端な熱サイクルなど、複数の環境ストレスを組み合わせて評価する厳格な規格です。このテストは、砂漠地帯、沿岸地域、湿地帯、高地など、実際の太陽光発電現場で直面する過酷な環境条件を再現することを目的としています。


Astronergyのモジュールはこの複雑かつ長期にわたるテストにおいても、構造的・視覚的・電気的な欠陥が観察されず、極めて高い安定性を示しました。


さらに、CPVTが中国・銀川の屋外実証拠点で実施した実証結果では、乾燥かつ過酷な気候条件の中で設置されたASTRO Nモジュール10枚によるストリングが、初年度の出力劣化率わずか0.69%という優れた数値を記録しました。これは業界標準とされる1%を大きく下回ります。


Astronergy グローバル製品技術管理責任者のJack Zhouは次のように述べています:「IEC TR 63556の認証取得は、私たちの“実環境重視”の製品開発理念が正しい方向であることを裏付けるものです。私たちが開発するモジュールは、単なる実験室の試験をクリアするだけでなく、世界中の最も過酷な環境下でも確実に動作するように設計・製造されています。」


太陽光発電の普及が、より多様で極端な地理環境に広がる中、長期的な性能と信頼性の証明はますます重要になっています。業界をリードする耐久性、高度のセル技術、そして実環境での検証結果により、ASTRO Nシリーズは、世界中の大規模および分散型太陽光発電プロジェクトを力強く支える製品として、最適な選択肢です。